ブログ 庭あそび

投稿者:猪鼻 一帆

幼少のころから父であり親方である猪鼻昌司のもとで日本庭園に親しむ。 設計から作庭、資材の選別、すべてに目を行き届かせクライアントと共に行う庭創りをしている背中を見て、自然とこの世界が好きになった。壮大な自然に見る森の成り立ち、石の躍動感、水の自由な姿、自然が見せてくれる曲線など。ありのままの自然の姿が、現在私が表現する空間の原風景になっています。

友ヶ島へ

夢創園の職人の西村と申します。 これから私も夢創園のブログに定期的に書かせて頂きますのでよろしくおねがいします

 

今回はお盆休みのお話し 8月のお盆の休暇で和歌山に行ってきました。 友人から教えてもらい

以前から行きたいと思っていた「友ヶ島」に行ってきました。

地ノ島・虎島・神島・沖ノ島の総称で淡路島と和歌山の加太の間にある島群で 明治時代から第二次世界大戦まで軍事要塞として使用されていたようです。

 

 

◆友ヶ島汽船・船乗り場

JR和歌山市駅から南海加太線に乗り換え、加太駅から徒歩10分ほどで着きました。

この赤い橋の下に友ヶ島汽船の船乗り場があります 始発は9時からと記載されていたのですが、お盆の影響もあり物凄いひとの数で、臨時ですでに2船も出ていたとか

 

 

◆友ヶ島に到着

10~程で島に着きました。船から島の荒々しい岩肌や巨大な木々たちが垣間見え、散策が楽しみでなりませんでした

 

 

◆第五砲台跡

船を下りてから一番近くにある砲台跡地

島の西側にあり、海峡にさしかかった船舶を待ち伏せ・真横からの砲撃を目的に作られれたそうです。

 

 

◆高台からの眺め

第五砲台跡から第三砲台跡に行く道中に展望台があり、そこから見渡せる景色は絶景でした。 辺りを一望できるため敵船の進行なども確認できるでしょうし、軍事基地として利用したのも分かる気がします。ここからは対岸に淡路島が見えました。

 

 

◆第三砲台跡

一番状態が良く残っているこ砲台跡地で、ドラマの撮影や観光用の写真用によく使われる場所のようです。

かつてはこの島主力の砲台が配置されていたとか

砲台の弾薬庫

施設の上から生えた木々や覆いかぶさるツルなどで自然との一体化した様が何とも言えない良さを醸し出しています

植物の緑がより一層レンガの赤を引き立たせています。

近くに地下倉庫に降りれる階段もありました

階段を上がった先にも施設があるようですが、今回は立ち入り禁止のロープが張られて行けませんでした…

明るく見えますがこれはカメラのフラッシュで照らされているので、実際には明かりの一切ない暗闇でした

一人で入るには中々怖かったです(苦笑

 

 

◆虎島へ

第三砲台跡を見た後、ここから島の東側末端の虎島に行くことにしました。

かつては虎島に向かう為の軍用道路がちゃんと設けられていたそうで、その名残の石積みが残っている箇所がみられます

斜面から生え、道を塞ぐようなに成長した大きな木々も多々あり中々歩きづらい場所も

森を抜けると荒々しい岩肌が露出した道に出ました。

虎島は眼前にあるのに潮が満ちていて渡れませんでした。

虎島は石切場として利用していたほかに、軍用の砲台が設けられていたそうです

また、この荒々しい地層を利用し修験道の山伏修行の場としても使われているとか

地質学的にも面白い場所なようですし、私自身も仕事で石を扱いますので是非間近で見てみたかったです

角ばった地層とは別にざらざらな砂岩が露出している場所もちらほら

 

◆最後に

友人に教えてらうまでは、こんな島がある事は全く知りませんでした。

建物と自然が一体化し時の流れを感じさせるその様は、人の手ではすぐには作れない味がありました。

かつて戦争の為に作られた軍用施設なのであまり快く思わない方もいるかもしれませんが

こうして未だ状態も良く残っている事は大変貴重でしょうし、歴史を振り返り後世に伝える為にもとても重要な場所だと感じます。

 

島内には写真に載せてる他にも別の砲台跡等もありましが、今回は時間の都合と現在立ち入り禁止になっていることもあり行く事が出来ませんでした。

自然と歴史を感じるとても良い場所でしたので、次は別の季節に行ってみようと思います。

 

島内には宿泊施設もあり、キャンプ可能な場所も多くあるので大勢でのキャンプや島の散策をするのも面白そうです。

 

余談ですが、友ヶ島汽船(船乗り場)の近くに【満幸商店】と言う定食屋さんがあり

そこのメニューの、どんぶり一杯に零れそうなほど盛られたしらす丼がとても有名なそうで、帰りがけに寄ってみたんですが

お昼をとうに過ぎているにも関わらず2~30人ほど並んでいて驚きました。さすがに多すぎるので諦めましたが(苦笑

こちらも機会があれば行ってみようと思います

 

記:西村

 

◆その他写真

2017.09.10 by 猪鼻 一帆

2017チェルシーフラワーショー

2017チェルシーフラワーショーから帰ってまいりました。

 

今回は施工パスを発行してもらい、施工中から参加させていただきました。

 

さすがは100年以上続くガーデンショウ、とにかく溢れんばかりの花の量。

 

そして花に情熱をかけるガーデナーの熱意、日本とはまた違った植物の愛し方を勉強させてもらいました。

 

 

五月終わりから六月はイギリスで一番良い季節。

 

他の季節は曇りが多く、寒いらしいですね、

 

暖かくなると皆が外や公園で過ごしています。

 

しかも夜九時半ごろまで明るい、その時間をどう有効に使うかが楽しみらしいです。

 

そんな中で発展した庭文化は独特の美を突き詰めているようでした。

 

 

今回は、チェルシーフラワーショーの中で私が感動した花部門を紹介します(庭部門じゃないのかよ・・・)

 

いや、とにかく花が綺麗だったんですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとに花が好きな国なんですね。

 

街にも小さい花屋さんが沢山あり、みんなが花を買っているんです。

 

日本では花を持って歩いている人をあまり見かけませんので、不思議な光景でした。

 

でも素敵なことですね♪

 

 

 

 

ロンドンで一番驚いたのは、庭や花を育てたり、扱ったり、植物を使って施工する人たちのほとんどが白人であること。

 

私はシンガポールで仕事をさせてもらったときに、働いているの人達のほとんどがインド人だったことに驚きました。

 

シンガポールの庭や花は、人に作らせることがステイタス。

 

イギリスの庭や花は、自分たちで作ることがステイタス。

 

この違いは文化としてとても大きな違いだと思いました。

 

もちろん庭の骨格やデザインなどはガーデナーが作るのですが、それを自分らしく改造したり、維持したりすることを楽しんでいるようでした。

 

とても良い文化だなと思いましたが、アジアとヨーロッパでの庭の大きな違いは・・・・・

 

ヨーロッパには蚊がいない。

 

蚊がいなけりゃ日本でももっと庭で優雅にお茶を飲んで、庭掃除も楽しくなりますよね。

 

猪鼻一帆

2017.06.02 by 猪鼻 一帆

いざ英国へ!

ホームページが新しくなり、初投稿が出張前日・・・・

しばらく更新が途絶えますがご理解ください。

 

100年以上の歴史ある「英国チェルシーフラワーショウ」に行ってきます。

イギリスの王立園芸協会が主催しており、世界で一番大きなガーデンショーです。

そこで海外のデザイナーと共に仕事をして勉強してまいります。

本戦の施工中はセキュリティが厳しく、なかなか入れないのですよ。

日本の庭師として、その大きな舞台の中に入れることをワクワクしております!

 

今回は国際免許も取得して行ってきます。

時間があればレンタカーを借りてパリにでもドライブに行けるといいな~♪

 

では、少しの間不在にしますが、またパワーアップして戻ってまいります!

2017.05.13 by 猪鼻 一帆