庭×ART

いのはな夢創園は、
庭の新たな可能性に取り組んでいます

Exhibition

庭をつくるにはどういった道具が必要でしょうか?
一般的には鋏を持っているイメージがあると思います。

石を据え、木を植えて、水を流し、土を掘るなど、庭創りはたくさんの要素があります。
それを庭師が全て施工します。
便利な機械などは増えましたが、基本的に手作業の道具は昔から変わっていません。
今回は50年以上現役の道具たちに並んでもらいました。
使い込まれた道具は、造形美というより実用美なのです。
私も普段まじまじと見ることはありませんが、こうやって並んでみると、どれも良い顔をしております。

ニワソラナイト

大阪 名村造船所跡地で行われたニワソラパーティー。

音楽と庭を掛け合わせたイベント。
室内装飾と「庭の面白さ」というテーマで登壇させて頂きました。

堅苦しいイメージのある日本庭園ですが、
音楽のようにリズムがあり、ジャンルがあり、
本当はもっと生活に寄り添っていて誰でも楽しむことができる想いを話させて頂きました。
若い人達に「庭師」という職業が憧れになる日を目指すのも私達現代の庭師の仕事です。

庭師がつくる室内装飾が若い世代にも大受けで、庭の新たな可能性を感じました。

JR芦屋駅
モンテメール芦屋

芦屋駅の駅ビル屋上に壁面での空間創り。

屋根がある為、普段使っている植物、石、水などが使えない空間。
杉の木を使い年輪を焼いて浮き立たせ時間を演出しています。
幅10mに40色のグラデーションで動きを出し、一つ一つの高さを変えることで生き物のような立体感をイメージしています。
芦屋の「あし」とは茅葺きの「茅」が語源なので、神戸の茅葺職人に来てもらい「茅壁」も取り入れました。

木も茅も、色も違えば高さも大きさも違う、けれど全体で見れば一つの大きな作品になっている。
「思わず触ってみたくなる壁」がテーマです。

普段積み重ねている仕事の知識やバランスで、全然違うものを作るのはとても楽しい。

京都祇園 「しん」

京都祇園の店舗 「しん」

庭というよりオブジェのような空間が依頼のテーマ。

元々こちらにあった古い灯篭にステンドグラスをはめることで日本庭園でもまた違った趣に、
ステンドグラスも自作し、庭の自由度がまた広がった気がします。
大きな盃型の手水鉢を五つ浮かせており、漆で金箔を貼り、夜は植物の影を見せるようになっています。

昼間に見える庭も美しく、夜は全く違った顔を見せる空間に変わります。
何気なく見えている植物の枝や葉も、影として見るとこんなにも個性ある景色になりました。

庭インスタレーション

庭師は昔から「御庭番」として地位の高い方に仕えることが多く、仕事の所作も大切にされてきました。
東京で「職人の動き」をテーマにしたインスタレーション。
所作(しょさ)とは「設え」「装い」「作法」の頭文字から生まれた言葉だと言われています。
これを動きに置き換えると「適切な道具」「動きやすく清潔な服装」「木の成長に合わせた鋏を入れる手順」となります。
木に鋏を入れる、竹を割る、など刃物を使う動きは見る方々に「動き」を伝えられたと思います。

庭は完成したものを眺めるだけではなく、つくっている過程も一つのartやパフォーマンスとして言えるのかもしれません。
最近はお客様も一緒に庭をつくっていただく機会も増えてきました。

切り枝ART

庭師が庭を剪定した時にでる「切り枝」
普段は捨ててしまうものですが、現代ART作家の手にかかり生まれ変わりました。

光が当たることで枝の持つ流線型が際立って、不思議な景色になりました。
素材は使う人によって無限の可能性があるのですね。

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