9月の下旬ともなると、暑さも和らいで気持ちのいい季節となってきましたね。
こんにちは、2度目の投稿となります。夢創園の職人の一人、坪井です。
前回の続きで、枕木部分に模様をつけていきます。
―――チョウナ(孫の手みたいな大きな彫刻刀)やスプーンのような彫刻刀などいろいろ引っ張り出して、
どのような模様にするかお施主様と親方と、時々ぼくとで模索中―――
話し合いの結果、画像左上の模様をつけていくことで決定!
物自体が大きい上、少し細かい模様のため、今回はベルトサンダーという電動やすりで削り彫っていきます。(※二、四枚目上部の青い機械)
ラインがずれないようにチョークで線を引いてから、ひたすら削っていきます。
模様に立体感がでるまでそこそこ深く削らなくてはいけないのですが、やはり栗の木!硬いかたい(涙)
また削りとるので粉まみれになりながらの作業となりました(涙)
ですが私、こういう細かい作業大好きです。(笑)
時間を忘れて削り続けること半日をかけ・・・
表・・・ラインがそろっているときれいに見えます。
裏・・・表とは違ったトラ柄のような表情を見せてくれました。
側面・・・反対側も同じです。
無事作業完了しました!
我ながらうまくいきました。他所にはないものが出来上がりそうです!
次回はついに仕上げです。この一本の柱がどのような姿になるのでしょうか(^^) 坪井。