花粉症の方はつらい季節ですね。かくいう私もバリバリ花粉症です。こんにちは、坪井です。
庭師さんが花粉症だなんて!ってよく笑われちゃいます。笑
さて、今回は2月に開かれた京都造園高等職業訓練校の実技試験について書こう思います。
去年の4月からこの訓練校に通わせていただいております。
京都の造園会社の若手(20、30代くらい)が集まって週に一度勉強するもので、その卒業試験のひとつとして実技試験があります。
実技試験といっても内容は、各人が自由に設計・施工するというものです。オリジナルの庭造りです!
ルールは・・・
・準備、施工は本人1人
・制限時間2時間(延長はプラス30分まで)
・広さ3×4メートル
・クレーンなど大がりな道具は使用できない。(電動ドライバー等はOK)
と、こんな感じです。なかなか厳しい条件です。
3×4メートルって結構ひろいです。それを2時間で手作業で・・・。よく考えて工夫しないとちゃちな庭しかできそうにありません。
大きな石も植物も使えない。軽くて迫力のあるものをいれたいな~・・・ヒントを求めて図書館の本を漁っていたら気になる本を発見。
思ったとおりアイディアの宝庫でした!
その中でも一番気になったのがこちら。
ニワシドリという鳥の巣です。
いい形してますよね~とてもかわいらしい。
子育てをする巣ではないのです。繁殖期にオスがメスを引き寄せるためだけのいわば ”愛の巣” なんです。なんだかさらに魅力的。
ということでこれをメインパーツとして今回の庭に取り入れてみることにしました!
次回は試作風景を書こうと思います。おたのしみに~ 坪井。