ブログ 庭あそび

そろそろ門松の準備

ここ数日で急に寒くなってきました。

年末らしい身の引き締まるこのごろです。

この時期の庭師はお正月前の剪定でバタバタしておりますが、それだけじゃ無いんです。

門松や庭で使っている竹を取り替えるのもこの時期、竹の身が締まり物として良いというのもありますが、正月に青竹があると年神様が宿ると言われています。


青く清潔なものを好んで年神様が宿ってくれるそうです。

こちらは去年創らせていただいた京都の門松。

門松に使う竹は京都の山で切り出します。

太い孟宗竹を使い、青々とした肌に、切れば中は真っ白なんです。

これだけ良い竹は、土や環境、管理する人達など条件が揃わないとなかなかありません。

こちらは神戸にある「竹中大工道具館」に飾らせてもらった門松。

茅葺き職人の相良さんとの共作。

丸くて可愛い形でしょ〜。

こちらも京都、2年前に創らせていただいたガレージに合う門松。

このガレージも全て石で出来ており、面白い仕事でした。また改めてブログで書かせていただきます。

「正月らしい」だけではなく、見てくれる人達が少し驚いて笑顔になるような門松を目指してます。

これも伝統を使った遊び(もちろん真剣につくってますが)

いつもある程度のイメージはありますが、その場の即興でつくっていくので今年はどんな門松になるのか私自身も楽しみです♫

2022.12.16 by